独学で東大理三に現役合格

塾に行かずに現役で東大理三に受かるためにしたことを紹介します。

なぜ塾が必要ないのか

本に全部書いてある

塾で先生が教えることのうち受験で必要なことはすべて教科書、参考書、演習問題の解説に書いてあります。
だからそれをやりさえすれば塾なんて必要ないのです。

これを言うとこんな批判があります。

「教科書の説明を読んでもさっぱりわからないが、人から聞くと突然わかったりするから講義に価値はある」

多くの場合、次の日になったらよくわからないというふうに
わかった気になっただけなんですが、
本当にわかったとしましょう。

その時点では塾に行ったほうが得ですね。
なぜなら塾に行かなかったら、本やネットでずっと考え込んで、
二日とか悩んでやっとわかるかもしれないからです。

悩む苦しむ時間が人を成長させる

しかし、この悩むという時間が頭を鍛える上で
最も大切な時間なのです。
分からないことを認識して自分に嘘をつかず
(わかったことにしない)

忍耐強く考えて、遂に"わかった!"
という瞬間は格別のものです。
(忍耐強くないという人も安心してください。それが普通です。忍耐強くなる方法も教えます)
この経験を何度か繰り返すと本を読むだけですらすらと新しい発見("わかった!")を
見つけることができるようになります。

塾の講義ではあなたのわからないところだけを
重点的に教えてくれますか?
きっと既にわかっていることもだらだらと
教えられるときがあるでしょう。
効率が悪いと思いませんか?

家庭教師なら分からない所だけを教えてくれるじゃないか?
はい、最高の家庭教師で生徒がわかったつもりか、
本当にわかったのかを区別できるなら

受験においては効率よくうまくいくかもしれません。
しかし、それは受験が終わったら何の役にもたちません。
自分で勉強するという力をつけるチャンスを奪われたのですから。